「ペヤング速汗獄激辛一味プラス」事件簿

皆さまこんにちは。
北海道札幌市を拠点としております
札幌YouTuber事務所・札幌ライバー事務所SQUAD!(スクワッド)の運営b-style Inc.代表 渡部です。

大変今更ですが、「ペヤング速汗獄激辛一味プラス」を食べてみました。↓

その辺のコンビニに売っているだろうと思ってましたが、近所4件巡っても販売しておらず…。
仕方なくスーパーを2件はしごするが売っておらず…。
「?」と思ってみんな大好きAmazonで調べると1個あたり数百円のプレミアム価格!

面白半分で食べてみようと思っただけなので、購入を少し躊躇しましたが
妻が辛い物得意なのでポチってみた。

数日後、無事納品。
休日に少しお酒を飲んで小腹が空いたので、思い出した様に「ペヤング速汗獄激辛一味プラス」を調理。

その時まで、ボクも妻も完全にナメてました。YouTubeや配信などで
大袈裟なリアクション取りながら、結局完食している姿を見ていたのでナメてました。

3分経過し湯切りを終えてソースを投入。ソースは普通に黒っぽい感じ。
次にかやくを投入。かやくって書いてあるのに中身は何故か大量の唐辛子っぽいパウダー。
え?なんで??

とりあえず良く混ぜる。湯気が立ち上り吸ってしまったが最後
死ぬほど咽る…。湯気だけでヤバい…。ここでちょっと弱気になる。

いざ実食。なぜか普通のカップ焼きそばを食べる勢いで、いつもの量を一発目で口に放り込んでしまった。
数秒間の沈黙…。まだ辛さは来ない。(やっぱり大したことないかな。所詮、話題作りの商品だろうし…)

しかし、いきなり口内に激痛が走る。まるで口の中全面口内炎になり、そこへ大量の食塩を含んだような激痛。
辛さではない。紛れもない、ただの激痛。経験した事の無いダメージ。

それなりに常識のある大人なので吐き出す訳にもいかず、咀嚼を最小限にとどめて嚥下。
年齢を重ねたことにより積み重ねた常識が邪魔をした瞬間である。素直に吐き出せばよかった。

ただでさえ逆流性食道炎で荒れ気味であるボクの食道を、激しく、容赦なく攻撃していく。
リアルに冷たい汗が止まらない。

麺は胃へ落ちた。食道の痛みが続いているにも関わらず、攻撃の手を一切緩めることなく連鎖的に胃壁を荒らしていく。もちろんボクは胃腸も弱い。

唇、口内、食道、胃壁 あらゆる器官を破壊的且つ同時に攻撃されている。
何科を受診すれば良いのか分からないくらい同時多発的破壊をしてくる。

その悶え苦しんでいて、(ひょっとしたら病院行きか?!)とさえ考えていたボクを
妻はお腹を抱えて笑っている。
2人ともお腹を抱えているが、表情や感情は天国と地獄。なんと皮肉な事か…。

ひとしきり笑い終えた妻は気が緩んだのか、ペヤングに対してあまりにも不用心に
そして軽率に麺を口に運んだ。この時、妻の口元にはまだ僅かばかり笑みがあった。

数秒後、予想していた以上の反応があった。「辛い」「痛い」などのリアクションを想像していたが
妻のリアクションは違った。頬に一筋の涙が流れていたのである。

どんなリアクションやセリフも飛ばして、いきなり泣くというバグが起きたのである。
その後、妻は一言も発する事は無くただただ涙を流していた。
それ程、この食品は破壊的なのである。

結局二人とも一口しか食べることは出来ず、いまの時代の流れに反してしまい大変申し訳ないが
破棄する事を決断せざるを得なかった。生物兵器または化学兵器に相当すると判断した為である。

購入した際、1個で販売しておらず2個セットを購入した為
まだ我が家には新品未使用で1個厳重に管理保管しております。

YouTubeや生配信などで完食している方々は本当に尊敬しますし、今までの無礼な考えを許して欲しいです。
完食出来た方は「真の英雄」と言っても過言ではないでしょう。

「ペヤング速汗獄激辛一味プラス」は決して面白半分、冗談半分で手を出してはいけないパンドラの箱であると断言します。